湖西市吉美 あん摩・マッサージ・鍼灸・訪問リハビリマッサージ


 美容鍼

美容鍼(びようしん)とは

美容鍼(びようしん)は、美容を目的とした全身に行う鍼灸治療全般のことです。ただ、一般的には顔や首回りの鍼治療を指すことが多いです。

東洋医学では、体の健康をなくして美容は実現できないという考え”健美(けんび)”があります。

“皮膚は内臓の鏡” “皮膚は第三の脳”とも呼ばれるように、皮膚は体内の健康をハッキリと表します。また精神的なものによる自律神経機能の変化に非常に敏感な組織です。

鍼灸治療を行うことにより見た目の美しさだけでなく、心も身体も健康になり、みなさんに”美容鍼”やってよかった!またやりたい!と思っていただけるよう、心を込めて施術しています。

“美容鍼”の効果

“美容鍼”の効果は、内分泌系の整調、副交感神経系・メンタル面の改善など多岐に渡ります。一方、個人差が大きいというのも事実です。

必ずこれらの効果が得られるとは限りませんので注意してください。

① 小顔効果
“美容鍼”の効果の中で即効性が高いです。
“美容鍼”による鍼治療を行うことでたるみの改善はもちろん、顔の左右の差の改善、ほうれい線の軽減をしてくれると言われています。また、むくみの原因である余分な水分も流すことができるため、小顔効果を期待できます。むくみの改善はフェイスラインが美しくなるだけでなく、顎関節による根本的な顔の歪みを改善することができます。顔血行の改善は、目の下のクマを薄くすることに直結します。
また、この効果は治療後のみ改善されるわけではなく、むしろ治療後2~3日の方がより効果が現れやすいと言われています。

② 代謝の促進
基礎代謝は10代の後半を界に下がり続ける一方です。そして加齢よってターンオーバー(肌の生まれ変わり)にかかる時間は増えていきます。
“美容鍼”による鍼治療を行うことによって新陳代謝が活発になります。
肌のお悩みのほとんどはターンオーバーのサイクルが滞ることが原因であるため、肌の新陳代謝を上げられれば美肌を手に入れることにつながります。
 
③ 化粧のノリ、スキンケアの入り込みの改善
“美容鍼”はスキンケアの入り込みを良くすると言われています、また、施術後数日は化粧ノリが良くなると実感される方が多くいます。

④ 首、肩のコリ改善
“美容鍼”は顔面だけの効果にとどまりません。血流とリンパの促進は首の皮膚のたるみや肩こりの改善にもあらわれるでしょう。
そもそも”鍼灸治療”は筋肉の緊張を緩めるという効果をもたらすと言われています。ですから、顔まわりの筋肉の緊張を解いてあげることで肩付近の筋肉まで緩まります。
また、治療中、治療直後は副交感神経が優位になりリラックスした状態になります。日々凝り固まった全身が緩み回復します。
美容のためだけでなくリラクゼーションにもなるのではないのでしょうか。
 
⑤ アンチエイジング作用
皮膚を鍼で刺激することで繊維芽細胞が活性化し、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどの年齢によって減少する成分が増加すると言われています。

“新陳代謝”を促すことで皮膚の再生機能を高め、血流が良くなることで栄養分が細胞の隅々まで行き渡り、ハリや水分量もアップします。

“好転反応”とは

美容鍼の施術後”好転反応”が現れることがあります。”好転反応”とは、体が正常な状態に戻るためにおこる、一時的に症状が悪化したような状態になることです。いわゆるマッサージの後におこる”揉み返し”のことです。施術後、すべての方に現れるわけではなく、症状の種類や程度も様々です。期間も施術後だいたい2~3日と言われますが、状態や体質によって軽く治まる場合もあれば長引く場合もあります。

もし現れたとしても、「鍼灸治療が自分に合わない」と思い込まず、身体が正常に向かうために必要な過程なので、基本的に心配ありません。むしろこの”好転反応”は細胞が活性化されていたり、溜まった有害物質が排出されたりしていることを指し示す体の反応になるので、“美容鍼”の効果が良く出ている証拠になります。

ただし、一週間ほど続く場合は”美容鍼”以外の要因も考えられますので、早めに病院に行きましょう。

1)もしかして好転反応?

① 弛緩反応
体がだるい、倦怠感、眠気が増すといった症状
施術後、副交感神経が優位になり、身体が重く感じられる場合があります。
身体の中に元々蓄積された老廃物が排泄に向かって動き出しているために引き起こされます。ですから、発汗や排泄などによって収まっていくでしょう。
 
② 過敏反応
筋肉痛のような痛み、腫れ、むくみ、発汗といった症状
施術後、普段の生活であまり機能していなかった細胞や筋肉、臓器が活発に動き出します。血行が良くなるなどのプラスな症状とは別に、その反動で“過敏反応”が現れることがあります。

③ 排泄反応
下痢、頻尿、湿疹といった症状
まさに体の老廃物が排泄されている証拠です。尿の色が濃かったりニキビができたりすることもあります。
こまめに水分補給を行い、身体が排泄をスムーズに行えるようにしましょう。
 
④ 回復反応
頭痛、発熱、動悸といった症状
血行が良くなると細胞が活性化し、熱を持ちます。高熱の方が細胞の活動に適しているため、他の好転反応の中でも起こりやすい反応です。細胞が元気に生まれ変わろうとしている瞬間なので安心してください。

2)鍼を打つ時の痛み

施術に使う鍼は非常に細く、先端も丸くなっており皮膚や筋繊維の間をかき分けて入るようになっております。疲労が溜まっている部分であったり、毛穴に鍼が刺さったりすると痛みを感じることがあるかもしれません。一般的に痛みを感じにくいとされる女性の方が痛みは少ないようです。

3)内出血について

鍼治療において内出血の可能性は0ではなく、美容鍼もそれは同じです。

顔は細い血管が非常に多いため、ごく稀に小さいアザが残ることもありますが、数日で元に戻る場合がほとんどです。

しかし、出血そのものは東洋医学的にプラスの効果があります。不要な血を外に出すのは新たな血を作ることになり、皮膚細胞の新陳代謝や活性化に効果的であると考えられています。

4)顔に鍼を打つことの安全性

顔に鍼を打つのは当然ですが、100%安全とは言い切れません。
多くの方が不安に思われるリスクとしては”感染”や”神経障害”などがあります。

① 感染
感染のリスクはほぼゼロに近いです。美容鍼で使う鍼は使い切りの物になるため、使い回しされず、適切な方法で使用されていれば感染のリスクはありません。

② 神経障害
顔には多くの神経が存在していますが、仮に鍼が神経に直接刺さったとしても神経障害を起こす可能性は極めて低いです。
当院の美容鍼は”セイリン”という国内メーカーを使用。その中でも最新技術の鍼先が優しいJSPタイプを使用しています。身体に打つ鍼よりもかなり細い鍼です。

5)施術を受けられない人

① 金属アレルギー
ステンレス製の鍼を使用しています。金属アレルギーのある方はアレルギー反応がでるかもしれません。
 
② 妊婦さん
顔へ鍼を打つことで体内の血液が顔に集まってしまい、胎児に必要となる血液が供給されにくくなる可能性があります。

施術後の注意点

施術後は血行が良くなっている状態です。血行以外にも身体が活性化している状態なので、以下の点に注意しましょう。

①アルコールの摂取や長風呂は控えてください。

②激しい運動を極力避け、ゆっくり休んでください。

施術前、施術後、ご不安なことがあれば、どんなことでも おっしゃってください。

患者様に寄り添い、見た目だけでなく体の中からキレイになるお手伝いをさせていただきます。

 お客様の声

50代女性
身体のメンテもしてもらえるから、続けたいな。
頭痛と目の疲れにも効いて助かってるよ。
目がパッチリになるから嬉しい。

70代女性
目の奥がいつもザラザラした感じがしてたけど、美容鍼でなぜか治った 笑。
私の場合は美容というより健康の為だね。

60代女性
職場の人に、なんか最近肌つやつやじゃん!何やってるの?と聞かれたから、やったー!って思った。

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